先日、名古屋から東京まで、弾丸でいろいろ展示を見に行ってきました。
久しぶりに東京観光もできたので、合わせて報告いたします。

おすすめ① 杉本博司「絶滅写真」 @東京国立近代美術館
こちらはぜひ生で、現地に足を運んで、作品を間近で見てもらいたいという、かなりおすすめの写真展です。
「絶滅写真」というだけあって、すべてフィルムで撮影されたものになるのですが、フィルムが本来持っている美しさを存分に味わうことができます。少し写真の概念というものが変わる可能性すらある、または写真の概念を見直すような、そんな感覚を覚えるかと思います。
フィルムの本当の魅力。それは、写真の前に立った時の臨場感の凄さだったり、解像度の高さだったり、プリントされた写真の精巧さだったり、これらによって像が浮かび上がるように感じるからかもしれません。
杉本博司さんの数々の作品を見て、写真が芸術に変わる瞬間を目の当たりにできるかと思います。執着とも言わんばかりに突き詰めた、どれも見たことがない、誰もそれを作品にしていないだろうなというものすごい展示になっているので、ぜひ足を運んでみてください。
おすすめ② まなざしの奇跡 日本女性写真家の冒険 @渋谷ヒカリエ9階
今回いろんな展示を回る中でも、かなり印象に残った写真の展覧会でした。
日本の女性写真家が主体となっている展覧会なのですが、かなりの規模で開催されており、予想を大幅に上回っていました。こちらでも、やはり解像度の高さや、様々に工夫された展示方法にとても驚かされました。インスタレーションとしての展開や展示も多く、その見せ方にはかなり圧倒されました。
どの写真家の作品もとても素晴らしかったのですが、私は特に今井壽恵さんの作品に深く感銘を受け、写真集まで購入してしまいました。時間を忘れて、食い入るように一つ一つ拝見させていただきました。
「時代の壁を超越した、昔とも現代とも言えない作品」に、今回の旅では多く出会うことができ、非常に勉強になりました。時代を超越するというのは、1950年代や60年代の作品であっても、今見てなお新しく、斬新だと感じられるものがたくさんあるということなのだと実感しました。
また、蜷川実花さんの展示もかなり良かったです。写真はプリントして初めて芸術作品になりますが、さらにそれを展示する際のライティングなどによっても、かなり見え方が変わるのだと非常に勉強になりました。
あとは、こういった総合的な展覧会ならではの良さとして、各章のテーマごとに分かれた展示構成や、そこに込められている言葉ついても、深く考えさせられる内容になっていました。
とてもおすすめの展覧会です。
おすすめ③ ロン・ミュエク @六本木ヒルズ森タワー53階



こちらは今回最後に寄った展覧会なんですけど、ロン・ミュエクさんの不思議な世界観が垣間見える、変わった展覧会になっているかなと思います。
とにかく巨大な人間の精巧なオブジェをひたすら作っているような作家さんなんですけど、巨大なドクロがたくさん無造作に並べられた空間があるんです。こちらはドクロ好きとしてはかなりインパクトのある世界だったなという印象です。
写真も撮れるので、かなり面白い体験ができるのではないかなということでおすすめです。

今回は写真の展示をメインに、たくさんの美術館や展覧会に足を運んで、たくさんの芸術に触れることができてとても満足でした。もちろん、紹介できなかった展覧会もすべて良かったなと思っております。
また、東京で所々で寄ったお店だったり、圧倒的な大都市を駆け巡ることは、田舎者の私にとっては結構非現実的なもので、それはそれで楽しい経験になりました。
1日朝から晩までみっちりとしたスケジュールで、割としっかり時間を取ってここまで見ることはできましたが、濃密すぎて最後の方はさすがに頭もだいぶ働かなくなっておりました(笑)。
<今回行った美術館と展覧会>
東京国立近代美術館
1.杉本博司 絶滅写真
2.所蔵作品展 MOMATコレクション
3.生誕120周年 長谷川三郎と国立近代美術館
神保町画廊
4.少女観測学序説 悠歌 写真展
東京都写真美術館
5.ソニーワールドフォトグラフィーアワード2026
6.出光真子 おんなのさくひん
7.TOPコレクション 明日の食卓
ヒカリエホール
8.まなざしの奇跡 日本女性写真家の冒険
森美術館
9.ロン・ミュエク
靉光の作品を久しぶりに観れて感動
神保町にある老舗喫茶
クリームソーダ (高い!)
神保町画廊
東京、暑すぎ…
けっこう好きなとこ
暗くなってきた。渋谷のビル群。
名古屋へ帰路~
















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